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No.0384 刑法における”未遂罪”の認識

2002-12-16
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  元祖 万<よろずがく>学 No.0384
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作成 2002-10-28
課題 刑法における”未遂罪”の認識
副題 <日記> 20002-10-27 編集

 刑法には、「未遂」と言う分類があるの
だけど、未遂に関する認識で誤りがあった。

 ---(注意)
 以下文中に”減軽”と言う文字が使われ
ますが、意味合として『刑を軽くする』を
意味していますが、”減刑”と異なります。
 ---以上

 既遂の意味合は、『成し遂げた』ことを
意味してます。未遂は、『しとげなかった』
ことを意味しているのですが、一般的での
認識でと未遂の方が刑罰が軽いと考えがち。

 ところが刑法43条の条文によりますと、
『犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった
者は、その刑を減軽する事ができる。ただし
自己の意思により犯罪を中断したときは、
その刑を減軽し、又は免除する』とされてる。

 条文の前文(”ただし”の前迄)では、
「減軽することができる」と定められている。
つまり『減軽をしなくても良い』とでも、
解釈ができますが、条文の後文によれば、
「減軽、又は免除する」と確定的となる。

 ここで、σ(^・ω・^)ボクが勘違いを
していたのが、未遂と既遂の判断において、
「刑罰を減刑する為に」使用されていると
だけ考えていたのですが、実際においては、
『既遂でない限り法的に罰せられない』と
言うものを「未遂を用いることで、犯行を
基にした行動を罰する為に作られた」法で
あることを今日、認識しました、、、苦笑。

 これは、「犯罪行為と刑罰の判断」にて
犯罪行為は、『犯行が既遂であることが、
基本的な条件』であって、もともとには、
行為自体においては、目的が達成されない
限りにおいて、罰せられない事を意味して
いたのです。つまり、各刑法での条文にて
”未遂条文”が無い場合には、未遂罪が、
適用されないことを意味しています。

 そして刑法43条の前文で、例え未遂で
終ったとしても、犯罪行為が行われたとの
同様に刑罰対照になると定めることにて、
有罪にできます。逆に、条文の後半にては、
”自己の意思により犯罪を中断したとき”
として「減軽、又は免除する」と言う事は、
必ず『減軽か免除する』ことを意味してる。
 ところが再びですが前文においてでは、
”軽減をすることができる”との意味合で、
「殺人などの各種での未遂においてでは、
必ずしも未遂だからと言って、軽減による
判断を行うと限らない」ことを意味してる。

 つまり「殺人未遂」での最高刑罰では、
「殺人罪(刑法199条)同様の刑罰」が
課せられることとなる。

 ---刑法199条本文
「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは、
3年以上の懲役に処する」
 ---以上

 そこで問題となるのが、刑法43条での
前文に値するのか、後文に値するのかにて
大きく刑罰が異なる点と言う事になります。
ある意味では、天国と地獄程の差がある。

 刑法43条後文での行為を法的にでは、
「中止行為」と呼ばれ『犯罪行為における
自己の意思による中止』を意味しています。
 しかしこの”中止行為”は、犯罪行為の
どの部分迄の行為に対して適用されるかが
重要な問題点となるのです。

 拳銃を撃っておきながら、当らなかった
から未遂。しかし弾装に弾が残っており、
それにて更に発砲を繰返したが外れたので
未遂となる場合と、一発を発砲して外れた
ので予備の弾を発砲せずに中止した場合は、
中止と言えるのか? などと言う問題です。
 この他にも、強姦、強盗、強制猥褻など
「暴行、脅迫+〇〇」などと言う場合には、
二つの犯罪行為が重なって、一つの犯罪と
みなされる場合があるのです。

 強姦には、『暴力+猥褻行為』でして、
これにおける未遂は、暴行して猥褻行為の
着手があったが、既遂とならなかった場合。
 ちなみに”暴力における未遂”において
見とめられる事が無いのですが、暴行罪の
判断としては、かなり枠を広げて扱う事で
未遂としての代価を確保しています。

 さて未遂ですが『未遂は、犯行において
着手があったが目的が達成されなかった』
と言うことを意味し、『中止は、自己での
意思にて、犯罪行為を中止したことにて、
行われるべき一連の犯罪行為を中止してる
ことを意味している」のですが、拳銃等の
殺傷力が高い物を用いた時には、拳銃だと
発射を行わなければ、中止と考えることも
可能ですが、発射の後においては、未遂と
考えるべきだとされています。科学的にて
細かく追求すると、それだけでわ判断する
わけにもゆかず、相手を狙い撃ちしたが、
外れた場合が未遂で、発射の段階から既に
当る事が無い状況(例えば、空砲を撃つと
言う事や、威嚇射撃の目的など)などでは、
どう考えるのかが更に問われて行きます。

 『未遂罪は、その刑を用いることにより
未遂となった事実であっても減刑無くして
刑罰を与えることが可能である。しかし、
中止行為が認められる時は、減軽、免除を
行わなくては、ならない』と言う事になる。

 刑法43条での”未遂罪”が軽減でなく
未遂を有罪にする為の法律だったのでした。
 当然σ(^・ω・^) ボクは、それらを
把握できてない迄の間は、減軽だけの為に
存在していると思い込んでいました。反省!

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☆ 笑いの電動コケ師達 ☆
(万学的、天才、秀才、馬鹿と『万屋のHIRO』)

万学的、刑法における”未遂罪”の認識

天才 本来、刑法における刑罰における効力には、
   防犯的な効力も持たなければならないのだ。

秀才 「代価的な犯罪」が増え、刑罰と犯行との
   価値観により、犯行を実行する場合がある。

馬鹿 『罪を憎んで人を憎まず』と言う言葉がある。
   しかし私は「人に憎まれ、罪を犯す」のだ。

HIRO 刑法が何の為に存在するのかを先に十分に
   理解する必要があり、それを把握しないと
   彎曲した法律論理を語ってしまう事になる。

弟子 刑法は、共存における契約を定めており、
   刑法に反した者は、罰するとされている。

元女 しかし裁判によって、違法行為が果たして
   罰を与えるに値をしているか、判断する。

HIRO そうなんだよなぁ、違法行為をしたからと
   言っても一概に、罰則に値すると言えない。

弟子 つまり裁判によってはじめて、刑罰処置が
   課せられるのですが、法律違反としては、
   『違法行為であっても刑罰を課さない』と
   判断的な理解をするのが妥当だと言える。

元女 そうそう違法行為としては、認めらるけど
   その行為に対しては、”無罪”とするのね。

HIRO この度、恋愛の対象を以前とは、別人での
   女子アナウンサーとなりましたが、、、。

元女 それ以前の問題じゃぁ〜ないかしらぁ〜!
   パンチ!!( -0-)=○(☆彡)゚O゚)アウッ!そっかぁ!

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