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No.091 年末特集 正義の名の下に 「法律」

2000-12-28
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   万<よろずがく>学 No.091
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課題 年末特集 正義の名の下に 「法律」

 正義と言う言葉の裏側に法律や規律、道徳心等が
あり、これの下に「正義」を語る人がいますが、。

 「正義」と言う言葉の本来の意味合いは、『正し
い道理』『正しい意義』が言葉の意味合いであり、
論述的には、『知識・勇気・節制が完全に調和され
ている状態(プラトン学説)』や『諸徳の中正な相、
分配的と報償的とがある(アリストテレス学説)』
など、この一言における言葉の意味合いは、哲学的
にも、とても一言で語れないのです。

 その昔、法律よりも『社会的な暗黙の規律』が
主体と成る社会形態不が取られていた時代では、
プラトン学説が言う様に「知識に基づき、勇気ある
言動に基づき、かぎり定める行為」が正義だとなる。

 昔の社会形態は、文化的な集団が少数ながら共同
で生活を営む事で暗黙の規律と言う物があった。
それは、人情的道徳心から生まれた物で、集団生活
における重要性を帯びた道徳心においては、これを
集落における規律として定めたりもしている。

 こうした文化がやがて大きくなり、異なる文化等
も共に生活を営む形態が社会と呼ばれる様になる。

 正義とは、俗世間で言われている様子だと「一般
的な人情的心理基づく正論」を下に言動を発する人
もいれは、社会的な権利に基づいて正義を語る人も
いるわけです。

 一般市民が言葉にする正義とは?
子供たちにしてみれば、悪党と戦う英雄であり、
かっこよく、誰しもが憧れる存在です。
 大人対が口にする正義とは、一般的には、法律や
社会規律に則った言動と答えるでしょう。
 しかし法律や憲法、集団社会学を学んだことが在
る人にとって正義とは、時として偽善たる言葉とな
る言葉だと言うでしょう。

 僕が法学を学ぶにあたって、一番動揺したのが、
「川で溺れる人を助ける行為は、正義か」と言う様
な問いからだった。

 この場合において法律的には、「適切な人物に助
けを呼ぶ行為」は、道徳的な正義でも在るが、これ
を助け様と言う行為に至っては、異なるとされる。

 時にこれが親族で無く溺れている人が他人だった
ら貴方ならどうしますか?

 たとえ水泳が達者であっても、これを自ら助ける
義務が無く、野次馬の如く見ているだけでも罪には、
問われる事は、よっぽどの卑劣な行為がその場で、
伴わない限りは、法的に罪になりません。

 しかし、この野次馬の中から「正義心の強い人が
溺れる人を助けに川に飛び込んだとしたら、、、」
これにおける行動は、勇気であり知的な判断のもと
での行動かも知れません。ところが、現実的な結果
として、たとえ溺れているのが親族であっても、こ
れを助けに行ったが為に、自らが溺れ死んでしまう
事実があります。

 これにおいては、法律では「個人の判断における
勇気在る行動に対して、現状における状況判断が、
浅はかだった為に導かれた結果だった」と冷たく
判断される。

 勇気と正義は、明らかに異なる物であり、しかも
正義における行動に付いては、理論的にも社会的に
も、個人的な心情における勇気から起こる行動でな
い事を理解して欲しい。

 映画でも有名になった『ジャンウダルク』。
正義を信じて行動したが、それは個人の意思であり
社会的には、それが正義だと限らない。

 日本国は、その点で法的にも厳しくなっており、
たとえ警察官だからと言って、犯人を射殺しても
言いと言うわけでない。どの様な状況においても、
拳銃などの発砲には、査問的な物が行われる。

 正義は、言動に倫理でも在るのですが、人間が
いつまでも正義として存在しているわけでも在り
ません。

 しかしこうした話題の中でやさしい貴方なら、
きっと心痛む過去も在るかもしれません。
ところが、そうした正義心の反動における自分の
行動を心の罪として、人間の気を病む原因とされ
現象も現実にあります。

 正義とは、人間にとって一時的な物で人が生き
て行く上で時として、誤解される物でも在る。 

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☆ 笑いの電動コケ師 ☆

正義、、、正義の味方、、、。

 現状に置ける人間界では、正義よりも「権力」の
見方が多いようで、、、(-ω☆)キラ〜ン♪

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