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No.050 セゾングループと「堤 清二」

2000-08-10
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   万<よろずがく>学 No.050
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一般人の万学

課題 セゾングループと「堤 清二」

 セゾングループ代表「堤 清二」さんは、この度、
倒産したセゾンの負債に対して資産の100億円を
謙譲している。

 「そごう」や「長銀」「山一」等も倒産したが、
頭取陣営は、その世代交代も頻繁に行なわれており
経営体制における責任は、すべて歴代の頭取陣営か
ら責任だと解釈し、資材を提供する気など無い。

 しかしここで誤解してならないのが会社法では、
社員などの個人資産と会社の資産は、別のものであ
ってこれを共用する事ができず、また負債があった
としても会社側の負債に対して社員が個人的に肩代
わりする義務も無く、その反対に社員個人の負債は、
会社側で負担する義務が基本的にありません。
但し、保証人や会社設立の資本担保として個人の資
産を対象としている場合は、例外とする。

 「そごう」倒産のさいに多額の負債を国が肩代わ
りする、つまり税金を負債の代用に当てようとして
いたが、国民レベルで大反対にあった。

 大手企業の株主は、政治家やその後援会なる人物
が握っていることが多く、自分達の損益を馬鹿な国
民から巻き上げようと試みているわけです。

 じゃぁ〜大企業が倒産するとどうなるのでしょう?

 株主は、投資した資金の変わりに株券を手にする
のですが、その株券の価値がゼロになる。これは、
株主達には、企業運営に対する指揮権があって株券
を多く取得している者が企業運営指揮の権力も持て
る事になっており、理論的には、一番会社に投資し
ている人=会社運営の指揮権が有ると解釈される。

 負債においては、会社の資産を売却する事で負債
の穴埋めをするのですが、通常ですと銀行などは、
会社の総純資産(負債を除いた資産)以上にに資金
貸出をしません。これは、出資金した会社が倒産し
た場合、貸出した資本を回収ができなくなる事を
避けるためです。つまりは、会社が倒産しても貸出
したお金は、戻ってくる仕組みになっている。

 ところが銀行などの過剰な貸し出しにより、倒産
した企業から貸出金を回収できない事態になってし
まい、銀行が赤字運営となり次ぎに銀行や証券会社
などの出資者が連鎖倒産してしまう。

 銀行や証券会社が倒産した場合、それに関わる企
業なども新たな負債を抱えることになり、連鎖的に
どんどん潰れて行く現象が起きる。

 でもここで冷たい言い方をしてしまえば、「無能
な経営企業は、連鎖的に自動処分される」と言える。

 ところがこの倒産があまりにも目に見える場合が
ある。つまりわざと負債を作り会社側から取れるだ
け金益を吸い上げ給料で支払われれば、個人の資産
となり、甘い汁を吸える。倒産しても、馬鹿な国民
の税金で賄えば良いわけと解釈する権力者が居る。

 「そごう」は、その作戦が失敗している。しかも、
「国家側で負債を補填して欲しい」と言い出すのは、
その裏に政治家達が既に根回しをしており、表舞台
の用意ができている事を意味している。

 ところが選挙の結果、どこぞのマンモス政党議席
が思わしくない。つまりは、権力も衰退し政治効力
が無い状態では、「国家側で負債を補填して欲しい」
等と言われても、意味が無い。その結果、「そごう」
の国家救済案は、「暗黙の不可能」となった。

 このような企業の資金のからくりに、真っ向から
純真に挑んだ「堤 清二」さんは、企業家としての
誇りであって、こうした人をいまっまでお世話にな
った一般民間人が「助ける」と言うのが、物の道理。

 人の繋がりや価値は、お金や資本で有りません。
もし貴方の意思をお金で変えるとすれば、それほど
安い物は、無いでしょう。

 「堤 清二」さんは、きっと多くの消費者への
思いと、今まで尽くしてくれた従業員への思いを
世間に返却したと言う意思があるのでしょう。

 σ(^屮^) 涙A「堤 清二」さんの人間と
しての生き様に価値があって、それはお金に替えら
れない貴重な価値だと考えています。

 むしろこれから「堤 清二」さんがどう生きて
行きこの困難を乗り越えて行くのかが重要であって
今の学生や若者達にも「困難をめげずに切抜けろ」
との良き手本になって欲しい。

 学生の皆さんも、自分の命、社会的価値、知識
などを身に付け、世間の荒波を勇敢に乗り越えて
欲しい。

 世間の荒波は、自然の如く個人の人生感を飲み
込んでしまう。しかしそうした時にこそ生きて行
く為の知識を必要とする。

 危機管理思考は、自らを守りそれが基となって
多くの人を救う事ができる。自分の身を差置いて
他人を助けようとするのは、偽善者に過ぎないと
僕は、思う。自分を守る勇気があるからこそ、他
人を救う事ができる。

 自分の身を差置いて他人を助けようとするのは、
ただの英雄気取りでその後に子孫は、繁栄すかど
うか考え物だ。

 生命ある以上、どのような状態でも自分の生き
る権利を「主張・確保」し、その為に多くを学ぶ
事が今の高校生などの学生に必要です。

 夢は、また寝れば新たに見れる♪

お金だけじゃ君達の未来は、作れない!

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☆ 笑いの電動コケ師 ☆

自分の子供に投資する意思のない親は、
既に自分達が将来的なものを製造していないと
その子供は、自覚すべきかもしれない。

 しかしそうした子供達が自ら資金を作り出すべく
意志が有る時場合、世間と言うものは、そんな君達
を歓迎し迎え入れてくれる事を忘れないでいて欲しい。

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