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裁判官の夫>愛娘、遅れて参上!

「遅い♪遅い♪遅い♪遅い♪遅い♪遅い♪」

 一歩あるくごとに『遅い♪』と吐き捨て、子供が履く、
ぴこ♪ぴこ♪靴のように声を発して、娘が登場して来た。

 つまり私と妻の場面に、乱入と言うに値する登場である・・・w

 しかし、流石に彼女(愛娘)も、私の胸で泣き、
育児などで鍛え上げられた逞しき女性の腕で、強く
男を抱きしめる母を見て、目を丸くして息を呑んだ。

 私にしがみ付く妻を、彼女の後ろから同じように
妻にと抱きつく我が娘。そして猫のように妻の背中に
何も言わずに顔をこすり付けて、涙をこぼし始めた!

・・・Σ(・O・ノ)ノ っえ!

愛娘よ!「御前もかぁ~!!!」

 裏切られた時に発するような一言を、心で呟きつつ、
壁にと押し付けられる重力が、以前にも増して強くに
なって行くのを、感じたのである。

 ・・・当然に、痛さも増している。