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切手を取引した相手に送った歌

短歌

 宛ての無い はくしの手紙 握り締め 博学心は 夏雲を掴む

解説

・宛ての無い 博士の手紙 握り締め 博学心は 夏雲を掴む

 『宛先が無い博士の手紙と』は、博士の著作物(学徒など広く自分の教えを学ぶ者へと宛てた手紙)を意味している。

 また『握り締め 博学心は 夏雲を掴む』では、それ(博士の著作物)を入手した事により、夏雲のような変化し易い雲でも掴めるような気持ちに成ったこと(「不可能を可能にする事が行える」と言う思いに成った心境)」を意味する。

・宛ての無い 白紙の手紙 握り締め 博学心は 夏雲を掴む

 頼る相手が居ないのに、誰かを頼りたいと想っており、「自分が物事に精通していた」と言う過信は、複雑に変化する夏雲を掴むような心境(掴もうとしても掴めない。自信を消失している状態)に陥っている。

詳細

 上記二つの例からも解る通り、見方を変える事によって、色々な意味合いに変化する歌と成っている。

 教養が有る人だと、一つ目の解釈に至るのかと想われますが、逆に知識が乏しいと、二つ目のような解釈するのかと想われます。

 つまり、読む人の性格などによって変化する短歌に成っている。