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勝ち誇る父の要望は、握り飯♪

母を起こすには・・・

 母を起すのは、簡単で、あの子(母)には、
手間取らないのである。

 朝食が出来上がり、部屋の扉を開けておけば、
それで良いのである。

 彼女の部屋に有るTVには、目覚しの機能が
付いており、日々定刻に電源が自動的に入り、
予めに設定をされている番組が映るのだ。又、
部屋の扉を開けておけば、台所からの物音で、
起きてくるのである。その姿は、まるで、熊が
冬眠から覚めたが如く、のそ♪のそ♪と・・・w

 そうした朝の時だけ、彼女に『どん亀』と
言う名称が付いている。しかし朝食等が食べ
終わった以降に、『どん亀♪』っと呼ぶと、
反撃に遭う・・・w

 今日の所は、昨晩の件もあるので『どん亀』
と呼ばない事にしよう!(私の温情である♪)

 扉の開いた部屋から、TVの音声が聞こえて
来たので、そろそろ彼女が起きて来るはず・・・、
だけど~・・・。

つな缶

 父が、焼きあがった『ぱん』にMargarine
(まーがりん)を塗って、早速に『だぼはぜ』
の如く、喰らい付く。

 口が塞がった所で、私が一言・・・。

 「御弁当は、Sandwich(さんどいっち)にと
  勝手ながら決めさせて頂きました♪(嘘)」

 「ふぃぎぃ~、ふぁ~りぃ~♪」(異議あり♪)

 「何ですかぁ~?、口に物を入れてぇ~♪発言を
  するなら、はっきりと、言って下さぁ~い♪」

 「異議が、あるっつぅ~の!今日は、『握り飯』
  にしてくれ!』

 「申し出を、棄却します♪」

 「駄目だって!今日は、調査で動き回るんだから!」

 「関係ありません♪」

 「手で掴みながら食べるんだから!」

 「尚更、Sandwich(サンドイッチ)が最適です♪」

 (もっと良い言い訳が思いつかんのか?我が父よ!)

 「違うって、『握り飯』だと具も落ちないでしょ?」

 「今日は、好い天気です♪」

 「違うって、天気じゃないって!、握り飯だって!」

 「文句を言わずに、食べなさい♪」

 「あっさりとしたのが、良いんだってぇ~!」

 (この『せがまれる感覚]』がたまらん♪)

 「しかたがないなぁ、まぁ~、御飯は、炊いて
  あるけどねぇ~・・・♪」

 「御飯があると聞いた以上、自分で作るわい!」

 「私が作ってあげるって♪」

 「いいんや!、握り飯の具に、『ばたー、
  じゃむ』などを入れられそうな気がする!」

  (っち♪感の良い奴・・・w)

 「たらこ、うめぼし、『つな缶』でも良い?」

 「そう♪、そう♪。三種類も要らないから・・・
  少し、大きめにな!、いつも御前は、毎回に
  ちっこいの造るからなぁ~!、幾ら食べても
  腹に貯まらん!」

 (『つな缶』決定!缶ごと丸で入れたる♪)

 「ところで、忍ぶさんが珍しく起きてこないね?」

 「今日は、休みだし昨日の事もあるしで・・・」

 「昨日、また死刑が執行されたね・・・」

 「・・・ん?」

 「いや、忍さんの部屋から、TVが聞こえて・・・」

 「っあ、あぁ~・・・」

どん亀の目覚め

 「さぁ~、時間!そろそろ部活に行くよ♪」

 「っあ、俺も出るわ!」

 父も、出かけるらしい。

 「お母さんは、どうする?」

 「大丈夫でしょ♪」

 「・・・。」

 「まぁ~♪、まぁ~♪」

 「ん~♪」

 気がとがめる私だったが、父よりも早く家の
玄関を出たことは、確かである。

 
 「お母さん、行って来るねぇ~♪」

 (返事が無いけど、返事を待つ余裕も無い♪)

 私は、陸上部の部長だから、急がねば!

 「汝、人を裁こうとすれば、やがて自らも
  人に裁かれる・・・」

 私は、この言葉が嫌いです・・・。

 私の青春は、今ここにあるぅ~♪