Server の時間調整を自動化する(CRONの設定を兼ねる) √
趣旨 √Web Server を運用している PC の時間調整を これまで、週に一度、Script で行っていたが、 それを自動化する。 課題 √
TNPを使う √NTPを導入して、時間調整を行う事を検討する。 調査 √色々と調べ、以下の情報を参照した。
結論 √やはり結果的には、「 Systemを導入すると 相応の負担が生じる 」との観点から断念した。 これは、「導入する事により、管理の負担が 軽減する事を目的としている」との観点からは、 逸脱しており、特に以下の観点での負担などが 問題視をされた。
よって、「新たに System を導入すると、 管理の負担(保守の工数)が増えるだけで、 それに伴う利益性も無いことから、導入を 断念する」と判断した。 なお、後に必要場合には、改めて導入の 検討を行う。 ntpdate-debian を使う √Ubuntu では、ntpdate-debian(時間の 同期をする Command :登録されている NTP Server を使って、 時間の同期を行う。また登録の内容は、変更が可能)の Command が予めに導入されているので、それを 利用する事を検討する。 又、定期的に Command を実行(作業)させる ために、CRON(Wikipedia)を使う ことを検討する。 CRON に付いて √CRON は、既に標準で導入をされている 機能なので、それを使って自動的にと、 時間の同期(調整)作業を行わせる事が 可能である。 でも、sh Script(シェルスクリプト; Wikipedia) が、別途で必要とされる。 設定 √一時間に一度、ntpdate-debian を起動させて 時間の調整を行う設定を行う。 (一)ntpdate-debian の設定を変更 /etc/default/ntpdate の内容を変更 NTPDATE_USE_NTP_CONF=no NTPSERVERS="ntp.nict.jp" NTPOPTIONS="" 私が変更したの下記の部分だけ。 NTPDATE_USE_NTP_CONF=no 各項目の説明に付いては、以下を参照されたい。
(ニ)CRON の設定 /etc/cron.hourly/に、ntpdate等の(自由な)名称で sh(Shell Script File)を置き、その内容を以下のようにする。 #!/bin/sh ntpdate-debian -s Option(オプション)の -s は、「実行の Log を Command line に 表記せず、Syslog へと記載すること」を意味する。 なお、設置した sh には、必ず実行権限(755)を設定する。 sudo chmod 755 ntpdate 設定的には、これで全てと成る。
補足 普通の CRON 設定で対処する √設定(ニ)の他に、通常のCRON設定でも可能である。 (甲)sh(私の場合には、ntpdate) の置き場所を変更する ※ 設置した sh には、必ず実行権限(755)を設定する。 sudo chmod 755 ntpdate (乙)CRONの設定 $ sudo crontab -e 毎時 0分(1時間おき)で実行 0 * * * * /usr/local/sbin/ntpdate
これで設定は、全てと成る。 稼動の確認 √Syslog の内容を見て確認を行う。 $moer /usr/log/syslog | grep ntpdate 実行されていれば、記録が表示をされる。 実行が行われて無い可能性が有る。 √CRON に設定した Task(タスク) の稼動確認 $ moer /usr/log/syslog | grep CRON この Command を入力した時は、 cron を大文字で検索する。 表示された内容に、ntpdateが無い場合は、 稼動して無い可能性がある。 考えられる不具合の原因 √
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